教育訓練省のグエン・ミン・ヒエン元大臣が、公費で4ヶ月のロンドンへ英語留学へ出かけていることが分かった。これは、政府幹部の海外留学を支援するプロジェクトを利用したものだが、同プロジェクトの参加年齢の上限は50歳、一方ヒエン元大臣は現在59歳で、「特別に」教育訓練省の現次官が承認したものと見られる。
4ヶ月間、ヒエン元大臣は月860米ドル(約10万円)の奨学金を政府から支給され、さらに2000ポンド(約44万円)の学費も全額政府が負担する。さらにヒエン元大臣は、英語コース終了後、1ヶ月間ロンドンに滞在して「公務」を行う予定で、出張費名目で約3000米ドル(約35万円)が支給されることになっているが、これは主に滞在費用に充てられるという。