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- 自宅寝室のエアコンがヘビの巣窟に
- カバーを外すと見えた蠢くヘビの尻尾
- 「最初はネズミかと思った」と住民談
南中部沿岸地方クアンナム省タンビン郡在住の女性N・T・Hさん宅の寝室のエアコンがヘビの巣と化しているのが発見された。エアコンと壁の隙間から尻尾のようなものがニョロニョロと動いているのを見て、最初はネズミだろうと思っていたが、その正体は7匹のヘビだったという。
4月27日、平和な日曜日の午後。昼寝をしようとエアコンをつけたとき、エアコンの裏から長い尻尾が見え隠れしているのを見つけた。家族はネズミだろうと話していたが、ヘビかもしれないと考え、修理業者を呼んで調べてもらうことにした。
修理業者のスタッフがエアコンのカバーを外した瞬間、その場にいた全員が凍り付いた。Hさんは、「最初に見えたのは3匹のヘビの尻尾でしたが、すぐ4匹に増えて、最終的には7匹が見つかりました」と顔をこわばらせながら語った。
見つかったのは、東南アジアに多く生息するミズヘビ科のナミヘビの一種で、毒はなく無害だという。Hさん宅の裏は木が密生しており、エアコンの排水管からヘビが侵入したと見られる。
専門家によると、夏はヘビが涼しさを求めてエアコンのような場所に隠れ住むことがあるという。専門家は、4~5か月ごとにエアコンの定期メンテナンスを受けるとともに、家周辺の木々を伐採して、エアコンコンデンサーを屋根付近や木の密生している場所に設置しないよう注意喚起した。