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- デパート3店舗、スーパー15店舗を運営中
- ハノイ市の大型ショッピングモールが好調
- 24年のベトナムでの売上高約514億円
韓国ロッテグループのロッテショッピング(Lotte Shopping)は今後、ベトナムにショッピングモールを2~3店舗、スーパーマーケットを7店舗の計10店舗を出店する計画だ。韓国の証券会社の研究員を対象に、ハノイ市で開催した企業説明会で明かした。
同社は現在、ベトナムでデパートを3店舗、スーパーマーケットを15店舗、それぞれ運営中だ。同社の東南アジア事業を取りまとめているロッテショッピング・ホールディングス・シンガポール(Lotte Shopping Holdings (Singapore))を通じた投資誘致に成功すれば、出店規模はさらに拡大する。
積極的な出店計画の背景には、ハノイ市にある大型ショッピングモール「ロッテモール・ウエストレイク・ハノイ(Lotte Mall West Lake Hanoi)」の好調があるとみられている。2023年9月の開業から、9か月で売上高は2000億ウォン(約213億円)、1年で来店客数は累計1000万人に達した。
同社は2030年までに、海外での売上高を3兆ウォン(約3200億円)に拡大する目標を掲げている。2024年の海外事業の売上高は前年比+5%増の1兆6000億ウォン(約1700億円)、営業利益は同2.15倍の417億ウォン(約44億円)だった。このうち、ベトナムでの売上高は同+20%増の4832億ウォン(約514億円)、営業利益は同3.31倍の225億ウォン(約24億円)だった。