北部ハイフォン市の八月劇場で今月3日に上演予定だった「テリー&シルビア・マジックショー」が突然中止され、チケットの払い戻しが適切に行われなかったことが報道された(※関連ニュース参照)が、このチケット販売が税務署に登録されていなかったという法規違反も発覚した。これらの問題に関して、同市は主催者に行政処罰を課す見込みだ。
ハイフォン市文化情報局は8日、ベトナムサーカス協会と共に今回のショーを主催したハイフォン芸術公演センターのバイ所長から事情を聞いた。それによると、販売された900枚のチケットのうち666枚の払い戻しが済んでいるという。同局のゴック副局長は、ベトナムサーカス協会に対して観客に対する正式な謝罪とチケット払い戻しの完了を指示すると共に、同協会に対する行政処罰を行う考えを明らかにした。また、同マジックショーについても営業ライセンスを取り消す考え。