9日午後10時ごろ、南中部カインホア省ニャチャン市の北およそ50キロ付近の国道1号線を走行中のバスが大きな爆発音の後、突然炎上するという事故が発生した。
近くのガソリンスタンドの店員らが、消火器や水を持ってかけつけ消火にあたったが、火の勢いは強く30分後にバスは車枠だけを残して消失してしまった。火災発生当時、車内には30人の乗客がいたが、幸いにも火が燃え広がる前に全員脱出した。運転手によると、バスの収納庫にはバイク1台と酒の入った箱を収納していたが、爆発物などは積んでいなかったという。同省警察は現場検証を行って、事故の原因を詳しく調べている。