北部ハティン省人民裁判所は23日、夫の浮気相手だと疑いをかけた女性を公衆の面前で辱めたとして、この犯行に加わった被告3人に禁固6~9カ月の実刑と650万ドン(約3万円)の慰謝料の支払いを命じる判決を出した。
レ・ティ・フオン被告は今年5月22日午前、自分の夫と不倫関係にあると疑いをかけていた女性Tさん宅を同被告の兄嫁2人とともに訪れ、罵倒の言葉を浴びせたうえでTさんを外に連れ出し、持参したはさみでTさんの髪を切ったり衣服をすべてはぎ取ったりした。さらにフオン被告はTさんの携帯電話を奪って、マレーシアに単身赴任中のTさんの夫に奥さんの不倫現場を押さえたと電話した。そのため、その後Tさん夫婦に亀裂が生じることになった。
3人は同省カムスエン郡人民裁判所で執行猶予付きの6~9カ月の禁固刑と120万ドン(約5600円)の支払いを命じる判決を受けたが、刑が軽すぎるとTさんが控訴していた。
・ 不倫疑惑の女性を集団暴行した被告らに執行猶予付き禁固刑―服を剥ぎ取りヌクマムを浴びせる (2019/03/27)
・ カントー:保護者と不倫で女性校長を職務停止処分に (2011/04/18)

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