ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

ベトナム人女性が機上で盗撮被害、外国人男性に謝罪要求

2022/05/06 14:38 JST配信
(C)thanhnien
(C)thanhnien 写真の拡大.

 ホーチミン市から南中部沿岸地方ダナン市に向かう航空機の機内でベトナム人女性が外国人男性から盗撮の被害を受けた。女性は着陸後、男性に盗撮した動画の削除と謝罪を要求。その様子を撮影した画像がSNSでシェアされて話題となっている。

 盗撮被害に遭ったのは、ホーチミン市在住のHさん。盗撮発覚後、5時間にわたって外国人男性と言い争った末、ついには盗撮行為を謝罪させた。

 Hさんによると、離陸してしばらくすると、隣の席に座った外国人男性にじろじろ見られて居心地の悪さを感じた。相手に悟られないよう注意深く男性を観察していたら、男性の手がごそごそ動き、携帯電話のカバーを外してカメラのレンズをこちらに向けているのが分かった。

 フライトの半分ほどに差し掛かったころ、Hさんをさらにぎょっとさせることが起きた。男性に手を触られ、恐怖を感じたHさんは手を肘置きから腿の上に移動させ、本を抱えて目をつぶり、そのままやり過ごそうとした。

 Hさんは盗撮被害が発覚したときについて、「ちょうどその時、同じ便に乗っていた知り合いが目の前にやってきて、携帯電話のメモ機能で、隣の人に盗撮されていると教えてくれました。私が目を見開いて、その男性の顔を直視すると、男性の顔色が変わりました。反対側の隣の席に座っていた女性に携帯電話のメモを見せると、彼女もうなずきました」と振り返った。

 盗撮被害を確信したHさんは、男性の顔を再度にらみつけると、コールボタンを押して客室乗務員を呼んだ。盗撮の証拠を押さえるため、携帯電話を見せるようベトナム語で言ったが、男性は「No,No」と言って携帯電話を手放そうとはしなかった。

 Hさんは、「恐怖と怒りがありましたが、なんとしても携帯電話を確認してやろうと勇気を奮い立たせました。客室乗務員が言うには、たとえ目撃者がいても顧客の携帯電話をチェックする権限はないとのことでした」と語った。Hさんは、客室乗務員に席の近くに立っているよう求め、男性が携帯電話のデータを削除しようとしているのを発見すると英語で叫んだ。

 飛行機の着陸後、男性が席を立とうとしたので、Hさんは「Sit down, I’ll call the police(座って、警察を呼びます!)」と英語で話した。警備員が姿を見せると、男性が立ち上がって再び携帯電話のデータを削除しようとしたので、Hさんは「警備員さん、こっちです。早く来て、証拠が消されてしまう!」と大声を出し、変質者を踏みつけて携帯電話を掴み、データを確認するよう求めた。

 ダナン空港に降り立った後、Hさんは機内での出来事を警備員に説明。警察も来たが、しばらくすると去っていった。男性は個人情報が詰まっているとして、携帯電話を見せることを拒否。Hさんは「あなたが盗撮していたことは分かっています。飛行機に乗ってから降りるまでの画像を確認するだけでいいです。今ここで携帯電話の電源を入れ、盗撮した全ての動画と画像を消して、私に謝罪しなさい。そうすれば許します。もし拒むなら、あなたの国に訴えます。職場にも、大使館にも、どこへでも行って訴えます」と強い口調で話した。

 最終的に警備員立会いのもとで男性の携帯電話を確認したところ、Hさんの脚や首、顔、寝ているときに撮影したとみられる全身の写真や動画が見つかった。男性はこれら全てを削除した後、表面的に謝罪したが、Hさんはこれに満足せず、立ち上がって頭を下げるよう要求した。Hさんは今回の事件について画像付きでSNSに投稿。「同じような被害に遭う人がいたら、今回の件を参考にしてほしい。女性は自分自身を守るために、強い意志を持って訴え出なければなりません」と述べた。

[Thanhnien 13:43 - 30/04/2022 U].  © Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
24年の世界ビール消費量、ベトナムは世界8位 日本は11位 (6:12)

 キリンホールディングス株式会社(東京都中野区)は、2024年における世界主要国のビール消費量に関するレポートを発表した。ベトナムは前年比+0.6%増の457万7000klで、前年から1ランクダウンの世界8位だった。 ...

ダナン:国際金融センターが開業、開所式に副首相らが出席 (5:54)

 南中部地方ダナン市人民委員会はこのほど、国際金融センターの開所式を開催した。式典には、グエン・ホア・ビン第一副首相らが出席した。  同センターは総面積約300haで、同市ハイチャウ街区の第2ソフトウ...

4段階のバイク排ガス基準を設定、6月30日施行の新通達 (4:34)

 農業環境省は、バイクの排出ガスに関する国家技術基準を定めた通達第92号/2025/TT-BNNMTを発出した。同通達は2026年6月30日に施行される。  同通達は、道路交通に参加するバイクの排出ガス管理を強化し、国...

世界のベトナム人街を訪ねて【ヤンゴン編・後編】 (11日)

(※本記事はVIETJOベトナムニュースのオリジナル記事です。) 【ロンドン編】はこちら 【パリ編】は

地場コリビングハウス「M Village」、高級ホテルブランドを発表 (4:14)

 若者向けのコリビングハウス(職住一体型のシェアハウス施設)やホテル運営を手掛けている地場スタートアップ企業Mビレッジ(M Village)はこのほど、高級ホテルブランド「サヴィー(SAVVY)」を発表した。  同ブ...

26年のベトナムGDP成長率予想+7.5%に上方修正、UOB銀 (3:18)

 シンガポール系ユナイテッド・オーバーシーズ銀行(UOB)は、2025年中に輸出と製造業が引き続き経済成長をけん引し、実質国内総生産(GDP)成長率が予想を上回ったことを受け、2026年におけるベトナムのGDP成長率予...

バイク生産が過去最高を記録、電動化進む26年は市場再編の転換期 (12日)

 財政省傘下の統計局(NSO)によると、2025年におけるベトナムのバイク生産台数は前年比+9.9%増の342万台に増加し、過去最高を更新した。特に12月単月の生産台数は34万0600台となり、月別の年内最多を記録した。 ...

地場2社、デジタル資産会社設立 ステーブルコインのテザーと提携 (12日)

 地場情報技術(IT)大手Gグループ(G-Group)と、コイン98ウォレット(Coin98 Wallet)を運営するナインティエイト(Ninety Eight)はこのほど、デジタル資産分野を手掛ける合弁会社「G98デジタル資産(G98 Digital Asse...

国内航空会社7社、25年の定時運航率65.8% 前年比▲7.5pt低下 (12日)

 建設省傘下のベトナム民間航空局(CAAV)によると、2025年通年における国内航空会社7社の運航便数は前年比+2万2566便増の27万5246便だった。CAAVによる同統計はこれまで国内6社を対象としていたが、昨年11月にサ...

ベトナム北部各地で厳しい寒さ、各地で最低気温10度を下回る (12日)

 12日朝、ベトナム北部では依然として厳しい寒さが続き、各地で最低気温が10度を下回った。国立水文気象予報センター(NCHMF)によると、同日午前5時30分時点の気温は、東北部地方タイグエン省(旧バクカン省)で8.3...

地場流通フータイと韓国の南陽乳業が提携、幼児用調整粉乳を拡販へ (12日)

 韓国の乳業大手である南陽乳業(Namyang Dairy Products)は7日、地場流通大手のフータイグループ(Phu Thai Group)と提携し、ベトナムにおける調整粉乳事業に本腰を入れると発表した。  今回の契約により、南...

ホーチミン:ブックストリートが開設10年、累積売上26億円 (12日)

 ホーチミン市中心部にあるブックストリート「グエンバンビン(Nguyen Van Binh)通り」が2016年1月9日の開設から10周年を迎え、市は8日に10周年の記念式典を開催した。  同ブックストリートは10年間にわたる...

ドンナイ省、イオンモール開発事業向けに用地10ha超を賃貸 (12日)

 東南部地方ドンナイ省人民委員会はこのほど、イオンモール株式会社(千葉県千葉市)のベトナム法人イオンモールベトナム(AEONMALL Vietnam)に対し、同省チャンビエン街区でのショッピングモール開発事業に向けた...

半導体チップ試作支援国家センターを設立、科学技術省 (12日)

 科学技術省はこのほど、同省情報技術産業局傘下の公立事業体として、半導体チップ試作支援国家センター(VNMPW/CC)を設立した。本部をハノイ市に置く。  同センターは、半導体チップ設計用のツールやソフト...

ハノイ市民向け生活お役立ちアプリ、交通違反の行政処分機能を搭載 (12日)

 ハノイ市警察は7日、道路交通の秩序および安全に関する行政処分の機能を市民向け生活お役立ちアプリ「アイ・ハノイ(iHanoi)」に搭載したと明らかにした。これにより、交通警察は同アプリを通じて、オンライン上...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2026 All Rights Reserved