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- 家への落雷で死亡事故、昨年9月にも
- 電気も通っていない遠隔地での事故
- 地元当局は災害警報の発信に苦心
北中部地方ゲアン省クエフォン郡(huyen Que Phong)人民委員会は8日、同郡で雷に打たれた18歳の男性が死亡する事故が発生したと発表した。男性は自宅の中で座っていたが、落雷による感電で死亡した。
この痛ましい事故は、同郡チーレー村(xa Tri Le)で発生した。同郡は7日午後3時頃、突然の雷雨に見舞われた。このとき、T・B・Xさんは自宅の部屋で座っていたが、自宅に雷が落ち、その場で倒れた。親戚が発見して応急処置を施したが、Xさんはそのまま死亡した。
知らせを受けた地元当局が現場に急行し、遺族に哀悼の意を示すとともに、葬儀の準備を手伝った。落雷があった家屋は、地形の険しい遠隔地にあり、多くの世帯では電気も通っておらず、災害警報の発信が困難となっている。
北中部地方では、季節の変わり目の時期に落雷で死亡する事故が相次いでいる。チーレー村では2024年9月にも家への落雷で、1人が死亡し、1人が負傷する事故が起きている。