ホーチミン市交通警察室は27日朝20名の警察官にハンディカメラ操作についての講習を行い、その後すぐにこれら交通監視カメラの使用を開始すると発表した。使用するカメラはSony製DVcam 390P, 250P/1, 3CCD150の3種類で、来週にはメーカーの専門家が直接カメラ操作を指導するとしている。
これは同市の交通監視カメラ導入計画の一環で固定式交通監視カメラに続いて、今回は移動用小型カメラの導入となった。このカメラは交通事故多発地帯や交通量が多い道路、警察官が常駐していない交差点などに導入され違反車を監視する。
同市交通警察室のPham Cong Danh副室長によると、このSony製カメラは最新式で反射フィルムをつけたナンバープレートにも対応し、高画質・広角レンズ採用であらゆる条件下でも有効だとし、さらに録画した映像を処理するための装置をすでに交通監視センターに設置したと述べた。
この監視カメラ導入が交通の流れの是正や市民の安全運転意識を高めるのに一役買うほか、これまでと異なった監視方法で犯人検挙につなげ交通改善を行う新たな手段となりそうだ。