台湾南部で26日夜に発生した地震により、アジアと米国をつなぐインターネットの海底ケーブル「Trans Pacific」が損傷し、通信分野に大きな影響が出ている。
ベトナムは米国とのインターネット接続の70%以上を同ケーブルに頼っているため、重大な影響を受けている。FPTテレコム社のアイン社長によると、同社の米国向け回線容量2Gpsで稼動しているのは30%のみだという。
ベトテル・インターネット社によると、NTTとTelegrosに接続している回線は通常どおり稼動しているが、香港のPCCW向けは30%、チャイナテレコムは10%の稼働率となっている。