国家監査院は26日、政府機関の2007年監査結果を発表した。監査対象は、中央省庁とその他政府機関、省・市、国営企業、国営金融機関、重要案件などで、計105件の監査を実施した。件数は前年より少ないが、違反金額の総額は11兆6130億ドン(約780億円)と前年より50%以上増加した。
監査結果によると、各種税金・手数料などの徴収漏れが2兆7890億ドン(約190億円)、超過支出が1兆2400億ドン(約83億円)、報告されていなかった負債額が2656億ドン(約18億円)などとなっている。
国家監査院はまた、バックタンロン・バンチー都市区インフラ整備案件と第112案件の2件の関連書類を警察に、ソンホン建設総公社とリクシン包装工業総公社の2社の関連書類を税務調査機関に送付した。