「ベトシン・セントアンドリュー国際病院」は昨年1月に東南部ドンナイ省ビエンホア市タンマイ区で着工式が行われ、今年末までには完成する予定だったが、現時点で実際の工事はまったく行われていない。
この病院は同省で初めての民間病院(ベッド数250床)で、ドンナイ食品工業総公社と香港のニュー・トーヨー・パルピーの合弁企業が2000万米ドル(約19億1000万円)を投じて建設する予定だった。ドンナイ食品のグエン・ティ・レ・ホン社長は工事の遅れについて、病院の設計を修正しているためと説明している。
同省では人民委が承認した民間病院案件5件のいずれもが、法的手続きの完了を待っている段階にあるという。