ホーチミン市労働傷病兵社会局は、年初10か月に同市で労働災害が80件起き、83人が死亡したと発表した。また、年初10か月に起きた労災のうち、80%が建設分野で起きている。2日付グオイラオドン紙(電子版)が報じた。
労災が建設分野に集中している原因について、同市で建設工事が多数展開されていることに加えて、投資主と請負主が労働安全基準を遵守していないこと、労働監査担当者の不足により、労働安全についての規定違反が厳格に処罰されていないことが指摘されている。
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