「年金受給資格を持つ人の割合は、全体の20%程度」29日に行われた「社会保険制度に関する5年間の総括」と題した会議において、労働傷病兵社会省が発表した。30日付ティンモイが報じた。
同省発表のデータによると、社会保険加入者数は2007年時点で810万人。その後、年々増加を続けており、2011年末までに980万人に達する見通し。しかし、全国的に見ると、労働者の社会保険への加入率は低い水準に留まっているのが現状だ。
年金受給開始年齢(◇女性:55歳、◇男性:60歳)以上の人のうち、年金受給資格を持つ人の割合は20%と極端に小さく、現在までの社会保険加入者数は9万人と全国労働力人口の約0.2%に過ぎないという。
自発的な社会保険加入者数が少なく、多くの企業が保険料を滞納しているため、ベトナムの社会保険は構造的問題を抱えている。ベトナム社会保険庁によると、全国各社の保険料滞納による累計未納額は今年8月末時点で4兆6110億ドン(約170億円)となっており、年末までに6兆ドン(約221億円)に増加する見通し。
社会保険庁では企業に保険料を納付させるため、社会保険法を改正する際、保険料を滞納する企業に対して刑事責任を問えるようにするなどの対策を盛り込むよう要請している。
・ 社会保険法改正草案、「新制度で年金額激減」と議員が指摘 (2014/10/27)
・ 定年年齢の引き上げを提案、男性65歳、女性60歳 (2012/08/07)
・ 定年年齢引き上げなければ年金財源がピンチに (2012/04/20)
・ 労働法改正案、男女の定年同年齢化を提案 (2011/11/25)
・ ホーチミン市:企業の保険料滞納額は8500億ドン (2011/05/18)

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