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ハノイ市のクアバック通りで建設中の33階建てビルで15日に起きた火災を受けて、同市人民委員会は関連部局の緊急会議を行った。グエン・テー・タオ主席は、高層ビルで火災が起きた際に利用できる人命救助用ヘリコプターの導入を提案したが、実現はかなり難しそうだ。21日付VNエクスプレスが報じた。
航空や消防の当局者によると、高層ビルの緊急救助用の条件に合うヘリコプターは価格が非常に高い上、整備体制の構築やパイロットの養成など解決すべき課題が多いという。また、既存の高層ビルには重量や面積などの基準に基いて建設されたヘリポートがわずかしかない。
さらに法律面でも問題がある。救助用ヘリに関する法律はまだないため、現在の法律手続きに従うと、空軍の許可を得てから航空当局に申請しなければならず、時間がかかり過ぎてしまう。
航空当局者は、高層ビル用救助ヘリの実現には、法律を作り、専用の機材と整備体制を整え、高度な技能を持つパイロットを養成する必要があるとまとめた。このハードルは相当高そうだ。
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