![]() (C)Tuoi Tre, 売春で身柄を拘束された男 ![]() |
ホーチミン市文化社会関連調査団と同市社会秩序犯罪捜査局(PC45)は19日、市内各区のホテルで売春行為に関連する立ち入り検査を実施したが、検挙されたケースの中には男性による売春行為、同性同士の売買春行為も少なくなかった。21日付トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。
当局はホーチミン市5区グエンチタイン通りのホテルに立ち入り検査した際、中年女性相手に売春行為を行っていた20台前半の男の身柄を拘束した。この男は毎晩市内の大通りに立って客引きし、1回30万ドン(約1470円)で売春を行っていた。
また、同市5区ホンバン通りのホテルでも売買春を行っていた数組の容疑者の身柄を拘束したが、その中には男同士で売買春を行っていたケースもあった。容疑者の男は1回20万ドン(約980円)で売春していたことを認めた。その他フーニュアン区での立ち入り検査でも同様に男同士の売春行為を摘発した。
社会悪防止局ホーチミン市局のレ・バン・クイ支局長によると、最近男性による売春行為や同性同士の売買春行為の摘発が増加傾向にあるという。クイ支局長は「特に男性による売春は市内の広い範囲で行われるようになっている。これまでの社会風俗に反するこの行為は社会に大きな悪影響を及ぼす可能性があり、断固として阻止しなければならない」と述べ、以前から提案されている風俗産業を一か所に集中させる案は取り締まり強化のための有効な措置であることを強調した。