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フエ大学のグエン・ズイ・フオン博士によると、ベトナム国民全体に占める法曹人口は現在、1万4000人に1人となっており、他のアジア諸国と比べて非常に低い割合となっている。サイゴンタイムズ紙(電子版)が報じた。
司法省の統計によると、全国には、6250人の法曹家、3000人以上の司法修習生がおり、2750の法曹機関で働いている。このうち、投資・経済・貿易分野で活動する外国法律事務所は僅か10か所に過ぎない。
前述のフオン博士は、ベトナムの法曹人口について、他のアジア諸国と比べ著しく不足していると述べている。因みに、アジア各国の法曹人口は、シンガポールが国民1000人に1人、タイが1526人に1人、日本が1546人に1人となっている。
なお、ベトナムは2大都市に法曹人口が集中しており、ホーチミン市には2880人、ハノイ市には1630人の法曹家がいるものの、その他の省・市では、3~5人しかいないところも多い。
このようにベトナムでは、法曹人口が極端に少ないこと、またサービス料金が割高なことから、多くの国民が法曹サービスを受けることが出来ず、個人の権利や利益が保証されていないのが現状だ。
・ 10月10日を「ベトナム弁護士の日」に制定 (2013/10/07)
・ 外国法律事務所の現地化を、改正弁護士法施行政令草案の狙い (2013/04/09)
・ ベトナム初の合弁法律事務所が営業開始 (2008/06/16)

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