(C)Tuoi tre online,Tien Long |
国家記録管理・アーカイブ局によると、ベトナムの「グエン朝の歴史資料」が国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界の記憶(記憶遺産)」を審査する「アジア太平洋地域世界記憶遺産委員会(MOWCAP)」の記憶遺産に登録されることが決まった。中国でこのほど開かれたMOWCAPの会議で承認された。
グエン朝の歴史資料は、1802年から1945年にかけて存在したグエン王朝の行政資料で、皇帝に提出された中央と地方の行政機関の文書や歴代皇帝が公布した文書などから成る。ベトナムの封建王朝で各皇帝の筆跡が残っている唯一の行政資料で、MOWCAPがその価値を高く評価した。
この歴史資料には、グエン朝時代の政治、国防、経済、外交、文化、教育などあらゆる分野の状況を理解するのに役立つ豊富な情報が含まれている。また、「大南寔録正編」、「大南一統志」、「國朝正編撮要」といった歴史書が編纂される際の重要史料となっている。
グエン朝歴史資料は、ベトナムのMOWCAPの記憶遺産として、グエン朝の木版(2007年)、文廟の石碑(2011年)、ビンギエム寺の木版経典(2012年)に次いで4番目となる。
・ グエン朝の歴史資料がユネスコの世界記憶遺産に登録 (2018/01/03)
・ フエ宮殿建築群の詩文など2点、アジア太平洋地域記憶遺産に登録 (2016/05/21)
・ 慶応大出版の阮朝編年記録、ホアンサ・チュオンサの主権示す記述 (2015/06/08)
・ タインタイ帝の母親の人力車、ベトナムが競売で落札 (2015/01/21)
・ スイス製の「ホアンサ・チュオンサ時計」をお披露目、1888個限定 (2015/01/20)
・ ハノイ:「1802年~1945年の教育展」、文廟で開催中 (2014/10/31)
・ コーチシナ総督府の歴史資料、ユネスコ世界記憶遺産登録へ (2014/08/14)
・ ハノイ:文廟にユネスコ世界記録遺産の認定証授与 (2013/02/28)

から



)
)
)
)
)

)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)













