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教育訓練省の指示を受け、各地方の教育訓練局は管轄下の小学校に対し、児童の成績や学習態度を評価するにあたり、点数ではなく、児童の長所、弱点、発達度合い、達成度合い、興味の高さなどに基づいて、「達成」と「未達成」のどちらかで評価するよう指導した。今年9月から始まった2014‐2015年度より適用される。
また、期末に行われる表彰では、「各科目や課外活動などで特筆すべき成績を残した」、「コミュニケーションなどのソフト面のスキルが優れている」、「責任感が強い」、「友達をよく助ける」などの部門を設け、クラスメイトが投票する形で児童を選ぶという新しい表彰方法に切り替える。励ますことで学習に対する興味を育て、児童の能力を最大限に伸ばすのが狙いだという。
なお、ベトナムでは従来、点数に基づき児童・生徒を、「優」「良」「可」「弱」「不足」の5段階で評価しており、中学校以上についてはこの評価方法を引き続き適用する。