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ホーチミン市資源環境局所属環境観測分析センターの報告によると、最近市内の大気中の一酸化炭素(CO)や浮遊粒子状物質(SPM)の濃度が、2010~2014年期の観測値を大きく超えているという。
CO濃度は減少傾向にあったが、今年上半期に多くの観測地点(12区アンスオン、7区フインタンファット通りとグエンバンリン通りの交差点、ビンタイン区ハンサイン、ゴーバップ区など)で急上昇した。
SPM濃度も上昇した。ゴーバップ区では、1m3当たりの濃度が2014年の447μg(マイクログラム)から496μgに、フインタンファット通りとグエンバンリン通りの交差点では2014年の486μgから613.83μgに急上昇した。幹線道路沿いの各観測所でも環境基準の1.2~2.2倍を記録。半数近くの観測所の数値が環境基準を満たしていなかった。
市環境保護支局によると、市内の大気汚染は深刻化しており、サンプルの89%が基準を満たしていない。特にSPMは健康被害をもたらす最大の汚染要因になっている。汚染の原因は車両(特にトラック)の通行量増加と交通渋滞にあるとみられている。
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