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北中部地方クアンビン省ボーチャック郡タンチャック村を通過するクエットタン20号線沿いの森林で22日13時ごろ、ベトナム戦争時代から地中に眠っていたロケット弾が爆発し、地元住民の男性2人が即死する事故が発生した。
死亡したのは、同村在住のアレム族のディン・ダーさん(24歳)とディン・ゴットさん(23歳)。2人は山で魚を釣るエサのミミズを捕ろうと土を掘っていたところ、埋まっていたロケット弾にぶつかり、その振動で不発弾が爆発したものと見られている。当局は現場で多数の不発弾を確認し、回収・処理に当たった。
なお、ラオスとベトナムの自然の国境とも呼ばれるアンナン(チュオンソン)山脈の東西を結ぶこのクエットタン20号線は、ベトナム戦争時代にベトナム人民軍が兵器や食糧などを輸送する重要な通路だったため、激しい戦闘が行われていた。当時の不発の地雷や弾頭が今でも至るところに残ったままになっている。
・ カインホア省:解体中の不発弾が爆発、6人死亡1人重傷 (2017/08/21)
・ クアンチ省:戦争時の不発弾が爆発、NGO職員のベトナム人死亡 (2016/05/24)
・ ハノイ:人道的地雷対策活動に関する会議開催 (2014/06/20)
・ ドイツ、フエの地雷・不発弾処理で25.8万ユーロ支援 (2014/03/19)
・ ベトナム戦争後の地雷・不発弾の被害者数、年間4000人 (2013/04/02)
・ 政府、100年以内に地雷・不発弾を完全除去へ (2012/01/20)

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