(C) tienphong |
ベトナム規格・消費者保護協会(VINASTAS)が7月に発表した調査結果によると、喫茶店で販売されているコーヒーの30%はカフェイン含有量が非常に少なく、1L当たり1gを下回っているという。
この調査は、6月から7月にかけて、ハノイ市、ホーチミン市、東南部地方ビンズオン省、メコンデルタ地方ソクチャン省の4省・市の喫茶店で販売されている液体コーヒーを対象に、サンプル253件の成分検査を行ったもの。
カフェイン含有量が少ないとの結果が出たサンプルの48%は、路上の喫茶店で集めたもので、サンプルのうち5件では、カフェインが全く検出されなかったという。
また、コーヒー産地の1つである南中部高原地方ラムドン省内の工場で生産された粉末コーヒー100サンプルを対象に実施した調査結果では、サンプルの28%でカフェイン含有量が1%を下回っていることが分かった。
濃厚なコーヒーが好まれるベトナムでは、トウモロコシや豆類をコーヒー豆と混合して焙煎し、それを挽いた粉末を「コーヒー」として販売している業者も少なくない。焙煎した豆類自体が健康に害を及ぼすことはないが、偽コーヒーの販売として不正取引にあたると見られている。
・ コーヒーを電池で着色、無認可工場を摘発 (2018/04/20)
・ 焙煎大豆と化学薬品で偽コーヒー、ブンタウの工場摘発 (2016/03/28)
・ 有害な「死神コーヒー」、フェイスブックで販売中 (2015/12/16)
・ 1滴たらせば水がコーヒー風味に、謎の「エキス」が流通 (2015/10/26)
・ 黒焦げ大豆+化学薬品=コーヒー?偽コーヒー工場摘発 (2012/07/20)

から



)
)
)
)
)

)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)













