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身代金要求型ウイルス(ランサムウエア=Ransomware)「ワナクライ(WannaCry)」が世界で猛威を振るっている中、ベトナム国内でもパソコン数千台が同ウイルスに感染していることが確認された。
ウイルスセキュリティ国内大手のBKAV社によると、同社のウイルス監視システムにより1900台の感染が確認された。このうち1600台は243企業・機関のもので、残る300台は個人のものとなっている。
別のウイルスセキュリティ会社のウイルス監視システムでは、パソコン800台の感染が確認されており、主にハノイ市やホーチミン市、南中部沿岸地方ダナン市などの大都市に集中している。
BKAV社は、全国のパソコンの台数の52%にあたる約400万台に、攻撃に利用されるセキュリティホール「エターナル・ブルー(Eternal Blue)」が存在しているとして、パソコン利用者に早急な対応を呼びかけている。
なお、BKAV社はこのほど、スキャニングツールをアップグレードし、自社ウェブサイトで無料公開した。同社ウェブサイトのURL<Bkav.com.vn/Tool/CheckWanCry.exe>からダウンロードできる。
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