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ホーチミン市保健局査察部はこのほど、整形手術中に米国人男性が死亡したベトタイン美容整形手術専門診療所の営業一時停止を命じ、同診療所の活動状況を調査している。
査察部によると、米国人男性エドワード・ハートリー(Edward Hartley)さん(53歳)は7月19日午前11時頃、約18kgの減量でたるんだ腰部の皮膚を切除しようと同診療所を訪れた。診療所長のグエン・ベト・タイン医師は診察後、余剰皮膚切除の手術をするよう勧めた。
ハートリーさんの手術は同日午後4時頃に始まった。麻酔の注射をしてから10~15分後、ハートリーさんは心臓麻痺状態に陥った。タイン医師が救命措置を取る一方、チュンブオン救急病院に支援を求めた。20分後に同病院から2人の医師が駆け付け手当を尽くしたが、ハートリーさんは回復せず死亡した。
査察部によると、同診療所が行った余剰皮膚切除の手術は、市保健局が同診療所に許可した手術には含まれていないという。同診療所は2016年6月に営業許可を取得した。タイン医師は外科手術で20年以上の経験を有し、現在ホーチミン市医科薬科大学の教員でもある。