![]() (C) tuoitre ![]() |
2月27日午前6時30分、アジア域内を結ぶ大容量光海底ケーブル「アジア・パシフィック・ゲートウェイ(APG)」の切断事故が発生し、ベトナムから海外へのインターネットアクセスに影響が出ている。
現時点で復旧の目処は立っていないが、各通信事業者はAPGの接続を安定して動作している別のルートに切り替えるなどして対応している。
2016年に運用が開始されたAPGは、総延長約1万0400km、総設計容量54.8Tbps。陸揚げ地は日本、韓国、中国、台湾、香港、ベトナム、タイ、マレーシア、シンガポールで、故障原因となる地震や台風などの多発地域を回避するルートに敷設されている。
APGには、◇NTTコミュニケーションズ株式会社(NTT Com、東京都千代田区)、◇FPT情報通信[FPT](FPT Holdings)、◇ベトナム郵便通信グループ(Vietnam Posts and Telecommunications Group=VNPT)、◇軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)、◇CMCテレコム(CMC Telecom)などが出資している。
・ 光海底ケーブルAAG、トラブルでアクセスに影響―復旧6月5日の見通し (2018/05/29)
・ 光海底ケーブル「APG」のトラブル、1日でアクセス復旧 (2018/04/26)
・ 光海底ケーブル「APG」にまたトラブル、海外へのアクセスに影響 (2018/04/26)
・ 光海底ケーブル「APG」切断事故、ほぼ復旧 (2018/04/05)
・ 光海底ケーブル「APG」切断事故、復旧は4月の見通し (2018/03/15)
・ 光海底ケーブル「APG」にトラブル、「AAG」「SMW3」に続いて (2017/12/27)
・ 光海底ケーブルAPG切断事故、復旧工事が完了 (2017/07/07)
・ 光海底ケーブルAPG切断事故、復旧は7月14日の見通し (2017/06/27)