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南中部沿岸地方クアンナム省ディエンバン町ディエンズオン村落で11日、ベトナム戦争中にハーミー集落で起きた韓国軍による虐殺事件50周年の追悼式が行われ、韓国人訪問団41人が参列した。
ハーミーの虐殺事件は、1968年2月25日(旧暦1月24日)に韓国軍の青龍部隊によってハーミー集落の罪のない民間人135人が虐殺された事件で、被害者の大半は女性や老人、子供だった。数十人が奇跡的に生き残ったが、生涯身体障害を抱えることになった。
ディエンズオン村落人民委員会のディン・フン・リエン主席によると、被害者の遺族や地元住民の願いに応えて、地元政府や韓国の元兵士らの団体などが資金を拠出して2000年に慰霊碑が建立された。
追悼式に参列した韓国人訪問団の41人は、慰霊碑に献花し線香を手向け、土下座して謝罪した。韓国ベトナム平和財団のカン・ウイー(Kang U Il)会長は、「恥ずべき過去ではあるが、事実を白日の下にさらして、今後二度とこうした過ちが起きないよう歴史から教訓を学ばなければならない」と平和を誓った。
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