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中央血液学・輸血研究所は4日、国家安全保障向けの血液を保管し、患者の治療に安全な血液と幹細胞を提供するため国内初の国立血液センターを設立した。
同センターの設立は、国内における輸血分野の需要に応じるほか、世界の発展トレンドを追いかけることを目的としている。同研究所は同センターの独立化に向けて、新たな事務所の建設に対する投資を呼び掛ける予定。この事務所は2020年以降に開所する見込み。
同研究所は2017年に、30万3462単位の血液を受け取っており、うち自発的な無償供血の割合が98%以上に上った。さらに、2020年に40万単位、2030年には60万単位の血液を受け取る見通しだ。血液提供が大幅に増加していることを受けて、同研究所は国立血液センターを設立した。