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労働傷病兵社会省によると、契約を締結し海外で就労しているベトナム人の派遣労働者数は50万人となっており、海外派遣労働者からの送金額は年間30億USD(約3300億円)に上っている。
2017年に送り出したベトナム人海外派遣労働者数は前年比+6.7%増の13万4751人で、派遣労働者数が特に多い国と地域として台湾、日本、韓国、サウジアラビア、マレーシアなどが挙げられる。最も多い派遣先は台湾だが、日本への派遣も全体の40.4%を占める5万4504人に達した。
労働傷病兵社会省は、2018年通年で11万人のベトナム人労働者を海外に送り出すことを目標に掲げている。中でも韓国、日本、台湾の市場への派遣を維持するとともに、イスラエルやクウェート、ルーマニア、ブルガリアなどの新市場との間で労働協力に関する合意に達するため、調査と交渉を続けていく予定だ。
最近では、ベトナム政府とタイ政府の間で労働協力に関する覚書と労働者の派遣・受け入れに関する契約が結ばれた。これにより、タイで就労するベトナム人労働者は仲介料を支払う必要がなくなる。仲介料は、雇用側がタイの仲介業者に支払うことになる。
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