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準ミスなどの高級売春ルート摘発、国内最大規模か

2018/09/10 05:02 JST配信

 ホーチミン市警察は6日、ミスコン準優勝者や女優、学生などが参加する高級買春ルートを摘発したことを明らかにした。同ルートは国内最大規模とみられる。

 同ルートを率いて仲介役を務めていたキエウ・ダイ・ズー容疑者(男・22歳、南中部沿岸地方ビンディン省出身)は、買春仲介容疑で逮捕されている。同容疑者は大学に通う傍ら、経済的に自立するためアルバイトとしてバイクタクシーの運転手をしていた。その間に多くの売春婦とのコネクションがあったという。

 自分の人脈を活かしてインターネットなどで客を集め、多くの芸能人や学生を斡旋していた。さらに、売春婦が同伴する高級サービス「売春ツアー」も催行していた。

 警察は2年前から同ルートに目をつけ、全容を把握すべく6月前から本格的な捜査に乗り出した。捜査を経て摘発に踏み切り、8月30日に同市1区と5区にあるホテル2か所を立ち入り検査し、売春行為を働いていた4組の男女を発見した。

 売春婦の1人はミスコンの準ミス、1人は司会者兼女優だった。2人は同市の大学に在籍中の学生で、いずれも同ルートの売春婦だったことが分かっている。

 1回あたりの売春の料金は、学生の場合300~500USD(約3万3000~5万6000円)だが、芸能人の場合はケースバイケースで、今回発見された準ミスは7000USD(約78万円)もの高額だった。ただし、さらに上のクラスになると2万5000USD(約280万円)にも達するという。

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