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ホーチミン市人民委員会は10日、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大防止対策の一環として、郊外に集中隔離施設2か所を設置することを決定した。
集中隔離施設は、中心部から離れたクチ郡ニュアンドゥック村(xa Nhuan Duc)にあるホーチミン市司令部軍事学院(Truong Quan su Bo Tu lenh Thanh pho Ho Chi Minh)と、ニャーベー郡フースアン村(xa Phu Xuan)にある第10連隊本部に設置する。
両施設は、新型コロナウイルスによる肺炎を専門的に治療するほか、感染の疑いがある人々の隔離施設としても使用される。
これに先立ち、同市当局はニュアンドゥック村とフースアン村に病床数計500床の仮設病院2か所を設置する計画を明らかにしていた。しかし、今回の決定により仮設病院から集中隔離施設に改称された。
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