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国際労働機関(ILO)ベトナム事務所はこのほど、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)がベトナムの労働市場に及ぼす影響に関するレポートを発表した。それによると、労働時間や給料の減少、最悪の場合は失業など、2020年6月末までに労働者460万~1030万人の生活に影響が出ると予想している。
国がまとめた1-3月期の統計では、新型コロナウイルス感染症の労働市場への影響はまだ大きくない。過去の世界危機の経験から、経済衰退の労働市場への影響は遅れて現れることが分かっているため、新型コロナウイルス感染症の影響は4-6月に明確に反映される可能性が高い。
ILOのレポートは、4-6月に新型コロナウイルス感染症対策の規制が継続される場合と緩和される場合の2つのシナリオを提示した。規制が継続されると、製造業の380万人、卸売・小売業やバイク修理業の260万人、宿泊業や飲食業の140万人などに影響があり、緩和される場合でも製造業の180万人、卸売・小売業の90万人、宿泊業や飲食業の90万人などに影響があるという。
レポートはまた、国の社会福祉網から漏れる非正規雇用労働者が、深刻な影響を受けると懸念を示している。大半の非正規雇用労働者の給料は元々低く抑えられており、貯金もない可能性が高いためだ。新型コロナウイルス感染症の影響を強く受ける産業の中で、宿泊業や飲食業は非正規雇用労働者が81%を占めている。
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・ コロナの世帯収入への影響、回答者の17%が「▲50%以上減少」 (2020/07/23)
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・ ホーチミン:新型コロナ禍で1-3月期に1523社が解散、前年同期比54.5%増 (2020/04/17)

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