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ベトナムでは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行により、2020年1~5月期に労働者500万人余りが失業または労働時間短縮、収入減少などの影響を受けた。レ・バン・タイン労働傷病兵社会次官が、3日に開かれた雇用に関するオンラインセミナーで明らかにした。
この期間に、活動停止や生産規模縮小などで従業員の労働時間を減らす措置を取った企業は86%に上った。特に製造・加工業、卸売・小売業、運送業、宿泊サービス業、飲食業の企業が多かった。また、インフォーマル経済部門の労働者の80%が、社会的隔離措置に従って約1か月仕事を休まざるを得なかった。
1~4月期の生産年齢人口に占める労働力人口の割合(労働参加率)は75.4%で、過去10年で最も低かった。5月に入って失業者の7万~8万人が労働現場に復帰したが、輸出市場の状況次第で困難も予想される。
労働傷病兵社会省雇用局は、年末にかけての感染症の国内雇用市場への影響について3つの予想を提示した。収束に向かう場合は、70~75%の企業が影響を受け、失業者は300万~350万人。平行線をたどる場合は80%、500万~560万人。悪化する場合は90%、600万~720万人に上るとみている。
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