ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

新型コロナ感染者数1366人、市中感染関連の接触者3263人は全員陰性

2020/12/07 16:53 JST配信
(C) tuoitre
(C) tuoitre

 保健省の11月30日午後から12月6日午後までの発表によると、外国人3人を含むベトナムへの入国者20人と、新型コロナウイルス感染者の接触者3人の計23人が新たに陽性と判明した。

 海外からベトナムに入国した新規感染者20人のうち3人が外国人、17人がベトナム人。市中感染の3人はいずれもベトナム人だった。

 6日午後6時の時点でベトナム国内の新型コロナウイルス感染者数は1366人、死者数は35人。感染者の89.3%にあたる1220人が回復済み。

 ベトナムでは11月30日に89日ぶりとなる市中感染が発生した。1347人目の感染者となった男性(32歳)は、1342人目の感染者の男性(28歳)の友人。1342人目の感染者はベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)の客室乗務員で、日本からベトナムに帰国し、隔離期間中に1347人目の感染者となった男性と接触し市中感染を発生させたことから、規定違反にあたるとして処分が検討されている。

 翌12月1日には、1347人目の感染者と接触のあった男児(1歳、1348人目)と女性(28歳、1349人目)の2人の市中感染が確認された。

 ホーチミン市疾病管制センター(HCDC)は7日午前7時までに、1342人目、1347人目、1348人目、1349人目の4人の感染者の濃厚接触者(F1)とF1の接触者(F2)を含む3263人に新型コロナウイルス検査を行い、全員の陰性を確認した。

 新規感染者(入国者)の外国人3人の情報は以下の通り。

◇リビア人1人:11月19日にカタールからハノイ市ノイバイ国際空港に到着
◇インド人1人:11月28日にアラブ首長国連邦(UAE)からノイバイ国際空港に到着
◇ネパール人1人:12月1日に米国からホーチミン市タンソンニャット国際空港に到着

 新規感染者(入国者)のベトナム人17人の情報は以下の通り。

◇11月8日にドイツからルーマニア経由でタンソンニャット国際空港に到着:1人
◇11月11日にドイツからフランス経由でタンソンニャット国際空港に到着:1人
◇11月11日にロシアから南中部沿岸地方カインホア省カムラン国際空港に到着:1人
◇11月11日にロシアからカムラン国際空港に到着、タンソンニャット国際空港から入国:1人
◇11月16日にカナダから東北部地方クアンニン省バンドン国際空港に到着:2人
◇11月19日にドイツからバンドン国際空港に到着:1人
◇11月23日に米国から韓国経由で南中部沿岸地方ダナン市ダナン国際空港に到着:3人
◇11月27日に日本からノイバイ国際空港に到着:1人
◇11月28日に日本からノイバイ国際空港に到着:1人
◇11月30日にフランスからタンソンニャット国際空港に到着:3人
◇11月30日にフィリピンから南部メコンデルタ地方カントー市カントー国際空港に到着:1人
◇12月1日に米国から韓国経由でダナン国際空港に到着:1人

[Bo Y Te 07/12/2020 / Gia Dinh 10:56 07/12/2020, A].  © Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
25年GRDP成長率、ホーチミン+8.3% ハノイ+8.5% (16:07)

 2025年におけるホーチミン市の域内総生産(GRDP)成長率は+8.3%と推定され、ベトナム経済の牽引役としての地位を引き続き示した。これは先般開かれた同市共産党委員会の会議で発表されたレポートの中で明らかに...

国際金融センターの設立発表、ホーチミンとダナンの2拠点 (15:55)

 ファム・ミン・チン首相は21日、国際金融センター(IFC)の設立を発表した。この設立は、世界の資本や技術、人材を呼び込み、経済成長と国際統合を加速させる制度改革の節目となる。  IFCはホーチミン市と南...

地場ドジ、ハイフォンで75階建ての北部最高層ビルを着工 (14:24)

 地場ドジ・ジュエリー(DOJI Group)は19日、北部紅河デルタ地方ハイフォン市で複合区「ドラゴン75コンプレックス(Dragon 75 Complex)」を着工した。同プロジェクトのハイライトとして、75階建ての高層ビルの建設...

ホーチミンの路上のライター修理店、愛好家の駆け込み寺 (21日)

 ある日の午後、60代と思われる男性が、壊れたデュポン(Dupont)製のライターを手に、ホーチミン市チョロン街区グエンチーフオン通りを訪れた。男性は、ファム・バン・コーさん(男性・72歳)の店である、古びて傾...

ホーチミン:ガソリンスタンドでの振込決済が拡大 (14:04)

 ホーチミン市内のガソリンスタンドでは、QRコードを使った振込決済が拡大しており、給油時の利便性向上や待ち時間の短縮につながっている。  市内の多くのガソリンスタンドで給油機にQRコードが掲示されて...

シンガポールの市場調査会社、ベトナムオフィス開設 (13:22)

 海外市場調査や海外事業伴走支援などを手掛けるシンガポールのグローバルアングル(GLOBAL ANGLE)は、ハノイ市に新たなオフィスを開設した。  新オフィスの開設は、クライアントやパートナーにきめ細やかな...

ベトナム、貿易規模で世界トップ15入り 輸出入額が過去最高に (6:35)

 商工省によると、2025年におけるベトナムの輸出入総額は推定で約9200億USD(約144兆円)となり、過去最高を更新した。これにより、ベトナムは貿易規模で世界トップ15に入り、東南アジア地域では第2位となった。こ...

ラオカイ~ハノイ~ハイフォン間鉄道が着工、越中連運を強化 (6:02)

 ベトナム建設省は19日、ラオカイ~ハノイ~ハイフォン間鉄道建設事業の第1サブプロジェクトの着工式を開催した。東西経済回廊の輸送需要に対応するとともに、ベトナムと中国を結ぶ国際連運の強化につながると期...

ホーチミン:メトロ1号線、26年1月1日に無料運行 (5:24)

 ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)を運行する同市メトロ1号線有限会社(HURC1)はこのほど、新暦正月の2026年1月1日(木)にメトロ1号線を無料運行すると発表した。  当日は改...

ベトナムの軍事力は世界23位、東南アジア2位 (5:03)

 軍事ウェブサイトのグローバル・ファイアパワー(Global Firepower=GFP)が発表した2025年版の世界軍事力ランキング「2025 Military Strength Ranking」によると、ベトナムは145か国・地域中23位となった。 ...

チン首相、ペトロベトナム会長フン氏を商工相代行に任命 (4:32)

 ファム・ミン・チン首相は20日、ペトロベトナムグループ(Petrovietnam=PVN)のレ・マイン・フン会長を商工相代行に任命した。  商工相代行に任命されたフン氏は、1973年生まれの52歳で、出身は北部紅河デル...

イーレックス、ベトナム2省でバイオマス発電所の起工式開催 (4:14)

 再生可能エネルギー事業を手掛けるイーレックス株式会社(東京都中央区)は、同社が開発を進めている西北部地方ラオカイ省(旧イエンバイ省)のイエンバイバイオマス発電所および東北部地方トゥエンクアン省のトゥ...

日越の団体、ドローン・次世代移動体産業の発展で覚書締結 (3:39)

 一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)は15日、ベトナムの新たなドローン産業団体であるベトナム低空経済パートナーシップ(Vietnam Low Altitude Economy Partnership=LAEP)との間で、ドローン(無人航空機...

電子機器のコーセル、ベトナム子会社を解散・清算へ (2:37)

 電子機器・電気機械器具の製造・販売を手掛けるコーセル株式会社(富山県富山市)は、海外子会社(非連結子会社)で電子部品の製造・販売を行うコーセル・ベトナム(COSEL VIETNAM、ホーチミン市)を解散・清算する。...

サンG、フーコック島で国内初の軽量軌道交通路線を着工 (22日)

 ベトナムで初となる軽量軌道交通(LRT)路線が19日、南部メコンデルタ地方アンザン省フーコック特区(島)で着工した。同事業は2027年にフーコック島で開催予定のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に対応する...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2025 All Rights Reserved