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保健省は4日に政府官房で開かれた記者会見で、英国の製薬大手アストラゼネカ(AstraZeneca)などが開発する新型コロナウイルスワクチンを1500万人分調達する方針を明らかにした。
アストラゼネカは2021年に新型コロナウイルスワクチン3000万回分をベトナム側に納入する。1人につき2回の接種を受ける必要があり、1500万人分となる。
保健省はまた、米国ファイザー(Pfizer)製ワクチン、ロシア製「スプートニクV(Sputnik V)」、中国製ワクチンの調達に向けて各国と交渉中。米国とは2021年内の納入を希望する方向で交渉を進めており、ロシアとは保健省傘下の工場でロシア製ワクチンの特許と技術によりワクチンを生産することについて交渉している。
さらに、発展途上国への予防接種の普及を進める国際組織「GAVIアライアンス」からも、全国の人口の16%をカバーするワクチンを低価格で調達できる見通し。
なお、ベトナム国内では、◇ナノゲン社(Nanogen)、◇ワクチン医学生物学研究所(保健省傘下IVAC)、◇ワクチン生物製剤研究製造センター(同POLYVAC)、◇第1ワクチン生薬製造会社(同VABIOTECH)の4つの組織がワクチンを開発中。
ナノゲン社が開発中の新型コロナウイルスワクチンの第1期臨床試験は2020年12月中旬から始まっている。IVACもマウスやウサギなどへの動物試験が終了し、2021年1月下旬にヒトへの臨床試験を開始する予定だ。
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