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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)第4波の震源地となっている北部紅河デルタ地方バクニン省と東北部地方バクザン省で、工場労働者に対するワクチンの優先接種が27日午後から始まった。この2省では複数の工業団地で深刻な集団感染(クラスター)が発生している。
27日には、バクザン省の工員300人とバクニン省の工員100人がそれぞれワクチン接種を受けた。バクザン省の15万人、バクニン省の9万人の工場労働者も近くワクチン接種を受ける予定。
ファム・ミン・チン首相はこれに先立ち、工業団地など労働者が集まる場所で働く人々をワクチン接種の優先対象者に追加するよう保健省に指示していた。
保健省は既に両省に対し十分な量のワクチンを配給しており、ワクチン接種も積極的に支援するため、両省でのワクチン接種は1~2週間で完了する見通し。
4月末以降に広がった新型コロナの国内第4波は発生から丸一か月が経過した。この第4波では5月27日昼時点で、バクザン省で1574人、バクニン省で654人の感染者が確認されており、全国で最も深刻な感染流行地域となっている。
・ バクザン省:出稼ぎ労働者3万人の帰省を実施、感染制御の圧力緩和で (2021/06/11)
・ バクニン省:サムスン従業員1.5万人への新型コロナワクチン接種を開始 (2021/06/03)
・ バクザン省:工場労働者のワクチン接種急ぐ、9社が稼働再開 (2021/06/01)
・ 工場労働者を新型コロナワクチン接種の優先対象者に追加へ、首相が指示 (2021/05/26)

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