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保健省は15日、米国ジョンソン・エンド・ジョンソン(Johnson & Johnson＝J&J)の医薬品部門ヤンセンファーマ(Janssen Pharmaceutical)製ワクチンの緊急使用を条件付きで許可した。
これに先立ち、ジョンソン・エンド・ジョンソン・ベトナム(Johnson & Johnson (Vietnam))が同ワクチンの緊急使用許可を提案していた。
J&Jのワクチンは他のメーカーと異なり1回接種型なのが特徴。冷凍輸送・保管も不要で、2.2～7.7度の冷蔵輸送・保管が可能だ。
同ワクチンは、3月に世界保健機関(WHO)から緊急使用が承認された新型コロナウイルスワクチンで、これまでに世界24か国で使用されている。
ベトナムではこれまでに、◇英国アストラゼネカ(AstraZeneca)製、◇ロシア製「スプートニクV(Sputnik V)」、◇中国シノファーム(Sinopharm)製、◇米国ファイザー(Pfizer)製、◇米国モデルナ(Moderna)製の5種類のワクチンの緊急使用が許可されており、J&J製が6種類目となる。
・ 保健省、インド製ワクチン「コバクシン」の緊急使用を許可 (2021/11/11)
・ 保健省、キューバ製ワクチン「アブダラ」の緊急使用を許可 (2021/09/20)
・ 保健省、UAE製ワクチン「ハヤット・バックス」の緊急使用を許可 (2021/09/10)
・ ベトナム保健省、モデルナ製ワクチンの緊急使用を許可 (2021/06/29)
・ 保健省、ファイザー製ワクチンの緊急使用を許可 (2021/06/14)
・ 保健省、J&J製ワクチンの輸入を計画 (2021/06/07)
・ 保健省、中国シノファーム製ワクチンの使用を許可 (2021/06/04)
・ 保健省、ロシア製ワクチン「スプートニクV」の使用を許可 (2021/03/24)
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