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保健省は23日午後、ロシア製の新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV(Sputnik V)」の使用を許可した。英国アストラゼネカ(AstraZeneca)製ワクチンに続き、ベトナム国内で接種が認められた2種類目の新型コロナウイルスワクチンとなる。
「スプートニクV」は、保健省傘下のワクチン生物製剤研究製造センター(POLYVAC)が流通許可を提案していたもの。今後の具体的な供給計画は未定となっている。
これに先立つ16日、ニコライ・パトルシェフ ロシア連邦安全保障会議書記の訪越に合わせてロシアからベトナムに寄贈された「スプートニクV」1000回分がハノイ市ノイバイ国際空港に到着した。これは、ベトナムに到着した最初のロシア製新型コロナウイルスワクチンとなった。
ベトナムはアストラゼネカにワクチン3000万回分を発注しており、このうち最初の11万7600回分が2月24日に到着した。3月8日より国内で接種を開始し、23日までに16省・市の医療従事者ら3万7911人がアストラゼネカ製ワクチンの接種を受けた。
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