ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

在ウクライナのベトナム人の帰国手配完了、約5200人が国外退避

2022/04/01 05:38 JST配信
(C) vietnamnet
(C) vietnamnet 写真の拡大.

 外務省は、ロシアによる軍事侵攻を受けているウクライナから退避する現地在住ベトナム人らの帰国手配を概ね完了したと発表した。

 ロシア軍による侵攻が始まる前の在ウクライナのベトナム人は約7000人とされ、首都キーウ(キエフ、約800人)、ハリコフ(約3000人)、オデッサ(約3000人)などの大都市と、ヘルソン、ドネツク、リヴィウなどいくつかの小都市に居住していた。

 外務省はこれまでに関連機関・組織などと協力し、ベトナム人約5200人の国外退避を手配した。このうち、約1700人が特別便で、数十人が商用便で無事に帰国した。残りはウクライナの隣国か、第三国に移動することにした。

 一部のベトナム人は、個人的な理由により国外退避も帰国も望んでおらず、ウクライナに居残っている。

 ロシア軍による包囲が続く南東部の港湾都市マリウポリに居住するベトナム人について、ベトナムの代表機関はこれまでに60人以上を避難させたが、市内にはまだ17人のベトナム人が閉じ込められている。

【関連記事】

ロシアとウクライナに対話再開呼び掛け、ベトナム外務省 (2022/10/07)
ウクライナから帰国した越僑たちの新生活、母国語を学ぶ子供も (2022/04/17)
サングループとFLC、ウクライナからの帰国便費用を全額負担 (2022/03/14)
ウクライナ在住ベトナム人の帰国便、相次ぎ運航 機長らの思い (2022/03/11)
在ウクライナのベトナム人らを乗せた最初の帰国便がハノイに到着 (2022/03/08)
ウクライナ在住ベトナム人の国外退避進む、帰国便も8日にハノイ到着 (2022/03/08)
ウクライナ在住ベトナム人のいま、戦地からの退避か滞留か (2022/03/06)
ウクライナ在住ベトナム人200人が退避、近隣諸国から帰国便運航も (2022/03/03)

[Vietnamnet 19:10 30/03/2022 / Vietnamplus 05:50 31/03/2022, A].  © Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
ホーチミン:グリーン製品・サービス展、11月25日から開催 (2:34)

 ホーチミン市貿易投資促進センター(ITPC)によると、11月25日(火)から30日(日)まで、同市のグエンフエ(Nguyen Hue)通りで、「人工知能(AI)とテクノロジー4.0の発明・革新」をテーマに、「第3回ホーチミン市グリ...

ハノイ:過去最大規模のインフラ事業「ホン川景観大通り」着工へ (20日)

 ハノイ市人民委員会は、「ホン川(紅河)景観大通り」の建設プロジェクトについて、12月19日に着工し、ベトナム共産党創立記念日100周年の2030年2月3日の完成を目指す方針を示した。  同プロジェクトは投資総...

25年10月の訪日ベトナム人5.3万人、10月として過去最高を記録 (20日)

 日本政府観光局(JNTO)が発表した統計によると、2025年10月の訪日ベトナム人の数は前年同月比+4.4%増の5万3200人で、10月として過去最高を記録するとともに、7か月連続で単月過去最高を更新した。  1~10月...

ハノイ郊外の2つのトンネル、軍幹部をかくまった地下要塞 (16日)

 フランス軍との9年間におよぶ抗戦中、ハノイ市の旧ドンアイン郡ナムホン村(現在のフックティン村)と旧タインオアイ郡タムフン村(現在のタムフン村)の住民たちは、戦火から村を守り、また軍幹部をかくまいながら...

フーコック国際空港、ベトナム空港社からサン空港社に引き渡し (20日)

 南部メコンデルタ地方アンザン省人民委員会とベトナム空港社[ACV](Airports Corporation Of Vietnam)、南部空港局(SAA)、観光不動産開発を手掛けるサングループ(Sun Group)傘下のサ

ダナン三日月リゾートが第2期着工、15階建てホテル棟など建設 (20日)

 南中部地方ダナン市にある「ダナン三日月ジャパニーズリゾート&スパ(Da Nang - Mikazuki Japanese Resort & Spa)」は18日、プロジェクト第2期の起工式を開催した。  スパ&リゾートホテルを展開するホテル...

ベトジェットエア、年末・テトに向けて運賃100%割引キャンペーン (20日)

 格安航空会社(LCC)最大手ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)は、年末とテト(旧正月)のホリデーシーズンに向けて、11月24日(月)から30日(日)まで、すべての路線の航空券を対象に、

神戸港、ロンアン港と航路拡大や人材育成などで連携 (20日)

 兵庫県神戸市にある神戸港は17日、南部地方タイニン省(旧ロンアン省)のロンアン港との間で、航路拡大や人材育成などの分野について基本合意書(MOU)を締結した。  ロンアン港は、2023年にコンテナの取り扱い...

ラム書記長、スロバキア国防相と会見 国防・経済協力拡大 (20日)

 トー・ラム書記長は18日、ベトナムを公式訪問中のスロバキアのロベルト・カリニャーク副首相 兼 国防相と会見した。  ラム書記長は、今回の訪問は両国の外交関係樹立75周年(1950年~2025年)の節目に当たり...

エースコックベトナム、人気商品ハオハオのプレミアム版を発売 (20日)

 エースコックベトナム(Acecook Vietnam)は15日にホーチミン市のイオンモール・タンフーセラドンで開催されたイベントで、主力商品「ハオハオ(Hao Hao)」の高級版となる新商品「ハオハオ・プレミアム(Hao Hao Pr...

ダナン:「MMスーパーセンター・ダナン」開業、面積2万m2 (20日)

 タイの大手財閥TCCグループ(TCC Group)傘下のMMメガマーケット(MM Mega Market=MMVN)は18日、南中部地方ダナン市ホアカイン街区にショッピングセンター(SC)「MMスーパーセンター・ダナン(MM Supercenter Da Na...

フエ市など3省・市、新人民委主席が就任 (20日)

 各地方自治体での人事異動により、◇北中部地方フエ市、◇同ゲアン省、◇東南部地方ドンナイ省の人民委員会主席が交代となった。  新主席に就任した3人は以下の通り。 ◇フエ市人民委員会主席:グエン・カッ...

日本電波ニュース社、ベトナム事務所を再開 (20日)

 ベトナム外務省は17日、株式会社日本電波ニュース社(NDN、東京都港区)に対し、ベトナム事務所再開の許可証を交付した。交付式にはNDNの上田未生代表取締役や在ベトナム日本国大使館の代表らが出席した。  ...

光学製品の恵和、ベトナム駐在員事務所をハノイに設立へ (20日)

 光学製品事業や機能製品事業を手掛ける恵和株式会社(東京都中央区)は、ベトナム駐在員事務所をハノイ市に設立する。  同社グループは、中期経営計画の基本方針の1つである経営基盤の強化の一環として、海外...

OKI、ハイフォンの新工場を本格稼働 ATMなどの生産能力拡大 (20日)

 沖電気工業株式会社(OKI、東京都港区)は、北部紅河デルタ地方ハイフォン市のチャンズエ工業団地の生産拠点「OKIベトナム(OKI VIET NAM)」をリニューアルし、9月より新工場として本格稼働を開始した。  これ...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2025 All Rights Reserved