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フエ:シェアサイクルサービス試行開始、「自転車都市」目指す

2022/06/08 13:17 JST配信
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 北中部地方トゥアティエン・フエ省フエ市人民委員会は5日、スマート自転車を活用した公共自転車(コミュニティサイクル)サービスの試行を開始した。

 同事業は、フエ市人民委員会とドイツ国際協力公社(GIZ)およびベトソフトプロ株式会社(VIETSOFTPRO)が協力して展開するもの。事業は3期に分けて実施する。

 5日に始まった第1期では、◇ナムスオン要塞跡、◇ナムタン要塞跡、◇グエンバンチョイ公園、◇トアカム船着場、◇ギンルオンディン公園、◇ホー・チ・ミン博物館、◇レロイ通り11番地の7か所にサイクルポートを設置し、各ポートに10~20台の自転車を配備する。

 2022年12月から2023年6月までの第2期では、サイクルポートを19~20か所に増やす。

 2023年6月から12月までの第3期では、フエ市内の各所にサイクルポートを設置し、アプリケーションの機能を統合して管理・運用・保守を行う。

 利用者は、サイクルポートで自転車を借りて街中を移動することが可能で、使用後は最寄りのサイクルポートのいずれかに返却すればよい。同サービスは、市内で短距離を移動したいときなどに最適で、従来の公共交通機関を補完する存在になる見通し。

 同サービスで使用する自転車は、QRコードによるスマートロックやGPSなどの機能を搭載しており、システム上で管理する。料金の支払いは電子決済やキャッシュレス決済が利用できる。

 同事業を通じて、将来的にフエ市が「自転車都市」になることが期待されている。

[Thanh Nien 11:34 05/06/2022, A].  © Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved. 
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