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- ゲアン省のプーホアット自然保護区
- カメラトラップで初めて撮影に成功
- 既存の科学的データ補強、新たな知見追加
北中部地方ゲアン省のプーホアット自然保護区の責任者であるグエン・バン・シン氏は17日、生きた野生のアジアゴールデンキャット(ベトナム語名:ベオルア=Beo lua、学名:Catopuma temminckii)の姿をカメラトラップ(自動撮影カメラ)で初めて捉えることに成功したと発表した。
同保護区の60か所余りに計120台のカメラトラップを設置して、2か月以上にわたって調査やモニタリングなどの研究を続けた成果だとしている。
シン氏によると、今回の撮影記録は同保護区におけるアジアゴールデンキャットの分布と生息を裏付けるもので、この動物に関するこれまでの科学的データを補強し、新たな知見を追加するものだという。
アジアゴールデンキャットは、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで絶滅危惧種(VU=危急種)に分類されている。広く分布しているが極めて希少で、過去30年間で個体数が80%以上減少したと推定されている。
ベトナムの科学文献によると、アジアゴールデンキャットの存在は旧イエンバイ省、西北部地方ラオカイ省、西北部地方ソンラ省、旧ホアビン省、北中部地方ハティン省、旧クアンビン省、旧クアンナム省で確認されている。

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