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外資企業で起こる外国人の工員への暴力(1)

2004/07/09 10:18 JST配信

 7日午後になってもShoufong社(100%台湾資本・HCM市Le Minh Xuan工業区)に勤めるBui Phuoc Thanhさんは胸痛、頭痛が続き、じっと座っていることもできない状態でいる。

 Thanhさんは胸に残されたいくつもの擦りむけた跡を見せ“2日の日に台湾人の工場長とあと何人かの台湾人社員に殴られれた跡がこれです”と私たちに見せながらこういった。最近外国企業での外国人社員による暴力事件がめっきり影をひそめていたが、今再びこのような事件が起こっている。

***4人で1人の工員を追いかけ殴る蹴る***

 2日午後6時40分の勤務時間中の出来事であった。Thanhさんが靴を作業機械のあるところまで持って行き、接ぎ当て作業を行っていたところちょうどLy工場長も同じ作業をするためそこにやってきた。

 その時Thanhさんが急を要する作業があるので自分に先に機械を使わせて欲しいと言ったところLy工場長はベトナム語でThanhさんを激しく罵倒しThanhさんがそのまま立ち去ろうとしたその時、Ly工場長は持っていた靴でThanhさんの脚を叩き、逃げるThanhさんを追いかけ背中に飛び蹴りし、頭と胸をを殴ったという。

 当時現場で作業をしていたほかの工員たちが事態に気づき2人の間に入りThanhさんが工場外に出られるよう手助けしたが、1人の台湾人技術社員がそれに気づき追いかけThanhさんの首根っこを掴み頭を殴りThanhさんを再び工場内に引きずり入れた。その後Thanhさんはその手を振り払い逃げる事に成功したが、今度は他の3人の台湾人社員に追いかけられ、さらに驚くことに今度は同社の女台湾人社長までが車に乗り込みアクション映画さながらの勢いで逃げるThanhさんを500m以上先まで追っていったという。

 この暴力工場からやっとの思いで逃げ延びられたThanhさんは、その後工業区の警備員の助けを得て近くの診療所に運ばれたあと、Trieu An病院に移され治療を受けた。

 Thanhさんによると、あの事件からいままで会社側からは何の連絡もなく、6日怪我の治療費を支払いのために会社に給料を受け取りにいったが支払いを拒否されたという。<続く>

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