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ドーさんは16歳の頃から彫刻に親しみ、キムボン木工村で木彫りを学んだこともある。しかし、ドーさんによれば、竹の根を彫るのは木を彫るよりもはるかに難しいという。
「木には木目や形がありますが、竹は1本として同じ根がありません。根が長いものも短いものもありますし、こぶや節が絡み合ったものもあります。職人は、竹の根がまだ無傷のままの状態の時点で、それがどんな人物になるのかを見抜かなければなりません。特に、竹の子が出ている時期には伐採しません。その時期の竹の根は、シロアリに侵されやすいんです」とドーさんは語る。
ドーさんによれば、それぞれの竹の根にはそれぞれの運命があり、さらに制作時の職人の感情や創造性が加わるため、完成した作品はすべて唯一無二で、二度と同じものは生まれない。
机の上に置かれた竹の根を眺めながら、ドーさんはふと笑ってこう話す。「この根なら、『福(Phuc)・禄(Loc)・寿(Tho)』の『福』の老人が彫れますね」。
ドーさんにとって、竹の根に人物の姿を捉えることは、最も重要な瞬間だ。その瞬間から、ドーさんの手が動き始める。大きなノミで全体の形を作り、小さなノミでしわやひげ、眼差しを細かく整える。30分もかからないうちに、無機質な竹の根から1つの顔が姿を現す。
ドーさんの作品のモチーフは、関羽や達磨、福・禄・寿、財神など、東洋文化で親しまれてきた人物が多い。いずれも竹本来の素朴な風合いをそのまま残し、凝った彩色は施さない。

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