ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
RSS
Login
 ようこそ ゲスト様 
VietJo ID

新型コロナを封じ込めたベトナムでカップ戦が開幕、世界が注目する理由とは?

2020/05/22 14:35 JST配信
(C) bongda+
(C) bongda+ 写真の拡大.

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の蔓延で開幕が延期となっていたベトナムカップ2020(Bamboo Airways‐Vietnam Cup 2020)の初戦が5月23日~25日の日程で全国各地で開催される。中でも注目を集めているのは、5月23日に唯一行われるDNHナムディンFCとホアン・アイン・ザライ(HAGL)の試合だ。この試合は、ベトナムにとってコロナ明けで最初の試合であり、今シーズン初めて一般観客をスタジアムに迎えて行われる試合。

 ナムディンFCのホームであるティエンチュオン・スタジアムは収容能力3万人で、昨シーズンの1試合当たり平均観客動員数はリーグトップの1万5000人余り。ベトナムカップの大会実行委員会は安全のため、入場者数を最大1万人に制限すると発表した。コロナ明けの注目の試合、さらに相手がベトナム代表を揃えたスター集団のHAGLとあり、数千人~1万人規模の観客がスタジアムに詰めかけると予想される。

 世界中で新型コロナが蔓延する中、感染者3万人超、死者約150人を出しているベラルーシはリーグ戦の続行を決断。同リーグの1試合観客動員は2000~3000人で、サポーターたちは社会的距離を保って試合観戦をしていた。

 直近では、ドイツのブンデスリーガが再開したほか、韓国のKリーグも開幕を迎えたが、いずれも当面は無観客試合での開催となる模様。試合を盛り上げるための苦肉の策だったのか、FCソウルは開幕戦でアダルトグッズのラブドールと見られる人形を無人のスタンドに置いたことで、リーグ史上最高額となる1億ウォン(約876万円)の罰金を科された。

 一方のベトナムでは、政府の迅速な対応により国内の感染拡大が抑えられており、これまでの累計感染者数は324人、うち8割以上が回復済みで、死者は1人も出ていない。既に1か月以上も市中感染による新規感染者発見の報告はなく、こうした状況から大会実行委員会はベトナムカップ開幕戦に観客を迎え入れることを提案し、政府と自治体もこれを許可した。

 5月23日に行われるベトナムカップ2020の開幕戦、DNHナムディンFCとHAGLの試合は、最大で1万人の観客が入ることが許されており、現時点で世界で最も観客が入るサッカーの試合として注目されている。

 間もなくプロサッカーがある日常が戻ってくるベトナム。新型コロナの封じ込めに成功し、いち早く観客を迎え入れた状態で国内大会を再開させた国として、世界にその存在を大いにアピールできることだろう。なお、国内リーグのVリーグ1も6月5日に再開予定だ。

記事提供:ベトナムフットボールダイジェスト+

[2020年5月21日 ベトナムフットボールダイジェスト+].  © Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースと自社過去記事を参考に記事を編集・制作しています   利用規約   免責事項
新着ニュース一覧
バクニン省:国内8番目の中央直轄市昇格を目指す、FDI全国2位 (6:18)

 北部地方バクニン省は、国内8番目となる中央直轄市への昇格を目指し、提案書の最終調整を進めている。近くベトナム共産党中央執行委員会に提出する方針だ。  承認されれば、バクニン省はハノイ市、ホーチミ...

ハノイ環状1号線内、バイクの94%超がガソリン車 LEZ導入に課題 (6:04)

 ハノイ市人民評議会都市委員会はこのほど、低排出ゾーン(LEZ)の対象となる環状1号線内の9つの街区における低排出型交通への移行などに関する調査結果を報告した。同エリアのバイクはガソリン車が圧倒的な割合を...

VAT新政令、6月施行 非課税対象拡大や控除条件を厳格化 (5:11)

 政府は、付加価値税(VAT)法の施行をガイダンスする政令第181号/2025/ND-CPの一部を改正・補足する政令第144号/2026/ND-CPを公布した。新政令は6月20日に施行され、非課税対象の拡大や、仕入税額控除のルールの...

フランス人が建設した築140年の給水塔とサイゴンの水道史 (3日)

 ホーチミン市の中心部には、築140年以上の給水塔が今も存在している。この建築物は、19世紀末にフランス人によって建設された最初の給水システムの一部で、都市形成の初期からサイゴンの人々に水を供給する上で...

米国の知財権侵害報告書、ベトナムを最高レベルの監視対象に (5:01)

 米国通商代表部(USTR)はこのほど、貿易相手国の知的財産権の保護と執行に関する「2026年版スペシャル301条報告書(2026 Special 301 Report)」を発表した。  同報告書でベトナムは、スペシャル301条に基づく...

インド海軍艦艇がカムラン国際港に寄港、越海軍との交流促進へ (4:45)

 インド海軍の艦艇「INSサガルドワニ(INS Sagardhwani)」が5日~8日の日程で、南中部地方カインホア省のカムラン国際港に寄港している。同艦には、艦長のビラート・シガオン(Viraat Shiggaon)中佐をはじめとする...

ホーチミン:麻薬密売元締めの女DJに死刑、108kg超取引 (4:00)

 ホーチミン市人民裁判所は7日、麻薬の違法売買や所持の罪に問われていた麻薬ルート元締めのグエン・ティ・ホアイ被告(女・34歳、通称:ホアイDJ)に死刑判決を下した。共犯の7人は禁錮8年~終身刑の判決を言い渡...

名古屋発の豚骨ラーメン「一番軒」、ダナンに出店 国内11店舗目 (3:42)

 「豚骨麺屋一番軒」や「肉汁餃子のダンダダン」などの飲食店運営や食品販売などを手掛ける株式会社ベスト・モア(愛知県名古屋市)は4月14日、南中部地方ダナン市に名古屋発祥の豚骨ラーメンブランド「一番軒」の...

ゼロボード、地場コンサル企業と脱炭素支援で連携へ (2:01)

 企業のサステナビリティ経営を支援する株式会社ゼロボード(東京都港区)は、グリーン成長や持続可能な開発に関するコンサルティングを手掛ける地場クライメート・イノベーション・コンサルティング&サービシズ...

VNインデックス初の1900突破、大型株が牽引 (7日)

 7日のベトナム株式市場は、ホーチミン証券取引所(HSX)のVNインデックスが大型株の牽引により上昇し、史上初めて1900ポイントの大台を突破して取引を終えた。一方、ハノイ証券取引所(HNX)のHNXインデックスは小...

越印両国が関係強化へ、30年に貿易額250億USD目標 首脳会談 (7日)

 トー・ラム書記長 兼 国家主席は5日から7日にかけてインドを国賓訪問し、ナレンドラ・モディ首相およびドロウパディー・ムルム大統領と会談・会見を行った。  双方は、両国関係を「強化された包括的・戦略...

配車アプリbe、各種サービス料金を+2~11%引き上げ (7日)

 配車アプリを展開する地場Beグループ(Be Group)は、5月8日より各種サービスの料金を+2~11%引き上げる。これにより、過去5年間にわたり維持してきた現行料金を改定することになる。  今回の引き上げは、長...

インドネシアのクレディボ、越ティモの買収完了 デジタル金融強化 (7日)

 インドネシアのフィンテック企業クレディボ(Kredivo)は6日、ベトナムのデジタル銀行ティモ(Timo)の買収を完了したと発表した。この買収は、ベトナムでの存在感を高め、東南アジアのデジタル金融分野における地...

15歳以上の銀行口座保有率が約89%に、非現金決済も急拡大 (7日)

 ベトナム国家銀行(中央銀行)によると、2025年末時点で15歳以上の国民の銀行口座保有率が約89%に達した。  多くの金融機関では取引の90%以上がデジタルチャネルで行われており、2025年における非現金決済...

「国家成長を牽引する10の戦略的技術グループ」公布、首相決定 (7日)

 レ・ミン・フン首相はこのほど、戦略的技術および戦略的技術製品のリストを定めた決定第21号/2026/QD-TTgを公布した。デジタル経済の要となる10の重点技術グループを指定し、国家の経済成長や安全保障に大きな...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2026 All Rights Reserved