財政省の発表によると、昨年、全国で販売された宝くじの売上高は20兆1240億ドン(約1500億円)に上り、これはGDPの2.4%に相当する。また、宝くじの購入量は地域により異なり、全体の89%が南部で購入されているという。しかし、宝くじ発行団体は全国に63団体もあるため、販売過剰気味で、1回の発行分のうち平均で53.7%が売れ残っている状況だという。
宝くじ以外の公認ギャンブルに関しては、現在、35団体が競馬やドッグレースなど、各種ギャンブルの営業許可を受けている。同省は2010年までに、インターネットや携帯電話を利用した宝くじ・スポーツくじの発売を予定している。