総統計局は6日、2006年の企業調査報告を発表した。それによると、国営企業の数は縮小傾向が続き、総企業数に占める割合は3.61%まで低下した。その一方で、国営企業は全体の32.69%の労働者を雇用し、資本の54.06%を占め、国への納税額も40.76%を占めている。これは国営企業がグループ化を進め、経営がより効率的になったことを反映したものだ。
外資系企業は、数では総企業数の3.26%に過ぎないものの、国への納税額は40.33%で国営企業と肩を並べ、ベトナム経済における存在感を高めている。
現在、ベトナムには11万3000社を超える大小の企業体が存在するが、その大半は零細企業だ。