国際連合(国連)の女性差別撤廃委員会(CEDAW)は米ニューヨークで1月17日、女性差別撤廃条約(ベトナムは1982年に批准・加盟済み)の実施状況に関するベトナム政府の報告書を審査した。この審査に参加した政府代表者によると、ベトナムにおける女性差別撤廃および男女平等における取り組みと成果は模範的であるとの評価を受けたという。
ベトナムは国会議員に占める女性の割合が27.31%とアジア地域で最も多い。政府機関では大臣または同等クラスの役職に占める女性の割合が11.29%、次官または同等クラスは12.85%、また仕事を持つ女性の割合は全体の83%で、これもアジアでは最も高い数字となっている。