公安省は9日に開いた交通安全に関する会議で、1~9月の交通事故発生状況を報告した。それによると、発生件数8525件(前年同期比4.2%減)、死者8178人(同1.9%減)、負傷者5499人(同7.3%減)と、いずれも前年同期より状況が改善した。ただし全国の18の地方では、この3つの指標のいずれも前年同期より増加している。
レ・テー・ティエム公安次官は、18地方が交通事故の低減対策を実施しなければ国家交通安全委員会が提出した通年目標「交通事故死者数前年比5%減」の達成は困難だと述べた。同次官はこれらの地方が事故の発生原因を分析し、効果的な対策を早急にとるよう指示した。