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日本学生支援機構(JASSO)が発表した2020年度(令和2年度)外国人留学生在籍状況調査結果によると、2020年5月1日時点での日本におけるベトナム人留学生数は6万2233人で、前年度の7万3389人と比べて▲15.2%(▲1万1156人)減少した。
ベトナム人留学生は、全留学生の22.3%(前年度23.5%)を占めており、出身国・地域別留学生数で前年度と同じく中国(12万1845人、構成比43.6%)に次いで第2位となっている。
ベトナム人留学生の留学先は、高等教育機関が4万3791人、日本語教育機関(専修学校を除く)が1万8442人だった。
2020年度の留学生総数は前年度比▲10.4%(▲3万2617人)減の27万9597人で、このうちアジア地域からの留学生が全体の94.6%に当たる26万4420人、欧州地域が同2.8%に当たる7809人、北米地域が同0.7%に当たる2085人だった。
出身国・地域別留学生数で中国とベトナムに続く3位以下は、◇ネパール:2万4002人(構成比8.6%)、◇韓国:1万5785人(同5.6%)、◇台湾:7088人(同2.5%)、◇インドネシア:6199人(同2.2%)、◇スリランカ:5238人(同1.9%)、◇ミャンマー:4211人(同1.5%)、◇バングラデシュ:3098人(同1.1%)、◇モンゴル:3075人(同1.1%)などとなっている。
この調査は、日本の大学(大学院を含む)、短期大学、高等専門学校、専修学校(専門課程)、日本の大学に入学するための準備教育課程を設置する教育施設および日本語教育機関における外国人留学生の在籍状況を把握し、留学生施策に関する基礎資料を得ることを目的としてJASSOが実施しているもの。