![]() イメージ画像 ![]() |
日本学生支援機構(JASSO)が発表した平成30年度(2018年度)外国人留学生在籍状況調査結果によると、2018年5月1日時点での日本におけるベトナム人留学生数は7万2354人で、前年度の6万1671人と比べて+17.3%(+1万0683人)増加した。
ベトナム人留学生は、全留学生の24.2%(前年度23.1%)を占めており、出身国・地域別留学生数で前年度と同じく中国(11万4950人、構成比38.4%)に次いで第2位につけている。
ベトナム人留学生の留学先は、高等教育機関が前年度の3万5489人から4万2083人へと増加し、出身国・地域別で第2位だった。また、日本語教育機関(専修学校を除く)が前年度の2万6182人から3万0271人へと増加し、中国の2万8511人を抜いて出身国・地域別で第1位に立った。
2018年度の留学生総数は前年度比+12.0%(+3万1938人)増の29万8980人で、このうちアジア地域からの留学生が全体の93.4%に当たる27万9250人、欧州地域が同3.4%に当たる1万0115人、北米地域が同1.1%に当たる3415人だった。
出身国・地域別留学生数で中国とベトナムに続く3位以下は、◇ネパール:2万4331人(構成比8.1%)、◇韓国:1万7012人(同5.7%)、◇台湾:9524人(同3.2%)、◇スリランカ:8329人(同2.8%)、◇インドネシア:6277人(同2.1%)、◇ミャンマー:5928人(同2.0%)、◇タイ:3962人(同1.3%)、◇バングラデシュ:3640人(同1.2%)となっている。
この調査は、日本の大学(大学院を含む)、短期大学、高等専門学校、専修学校(専門課程)、日本の大学に入学するための準備教育課程を設置する教育施設および日本語教育機関における外国人留学生の在籍状況を把握し、留学生施策に関する基礎資料を得ることを目的としてJASSOが実施しているもの。