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財政省傘下統計局(NSO)が発表した統計データによると、2026年5月単月の輸出額は前月比+2.1%増、前年同月比+18.0%増の469億2900万USD(約7兆5100億円)だった。一方、輸入額は前月比+4.3%増、前年同月比+33.8%増の521億4100万USD(約8兆3400億円)に達した。
輸入の伸びが輸出を大きく上回ったため、同月の貿易収支は▲52億1200万USD(約▲8300億円)の赤字となり、赤字幅は前月からさらに拡大した。
この記事のポイント
今回重要なのは、5月単月の赤字額そのものではなく、輸入の伸びが輸出を上回る流れが年初から続いている点だ。輸入増の中心は生産資材であり、企業の生産拡大や輸出受注の増加を反映した前向きな動きでもある。一方で、赤字幅の拡大が続けば、貿易収支や為替への重しとなる可能性がある。
1~5月期も▲138億USDの赤字に
1~5月期の貿易収支は▲138億0800万USD(約▲2兆2000億円)の赤字となった。前年同期は51億USD(約8200億円)の黒字だったが、2026年は輸入超過に転じた。
同期の輸出額のうち、外資セクター(原油含む)は1721億5800万USD(約27兆6000億円)で、全体の79.8%を占めた。品目別では、加工工業品が1937億1000万USD(約31兆円)となり、全体の89.8%を占めた。
輸入では、生産資材が2159億9000万USD(約34兆6000億円)に達し、輸入全体の94.1%を占めた。
専門家は、企業の生産拡大や輸出受注の増加に伴い、輸入需要が大きく拡大していると分析している。今回の輸入増は、生産活動に必要な投入財の増加が中心だ。

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